11月3日(月・祝)、第21回全国クラブチームサッカー選手権大会の準決勝を味の素フィールド西が丘で開催しました。
第1試合はザスパ草津チャレンジャーズ(関東)と南葛SC(東京都)が対戦。
前半から両チームの攻撃陣が何度も相手エリア内に攻め入りますが
得点にはならず、前半は0−0で折り返します。
後半は、開始直後から南葛SC29番谷本選手や7番瀧口選手が
草津チャレンジャーズゴールを脅かしますが、シュートは枠外へ。
その後も両チーム譲らない展開が続きます。
後半18分、ザスパ草津チャレンジャーズのコーナーキックから15番白井選手が頭で合わせますが、これは南葛SCゴールキーパー千葉選手がファインセーブ。続けてコーナーキックからのシュートを2本打ち込むも、全て南葛SCの守備陣に阻まれます。
試合終了5分前にはザスパ草津チャレンジャーズがPKを獲得し、得点のチャンスを得ますがこれは枠外へ。0−0の状態が続きます。
しかし、アディショナルタイム入りの直前、草津チャレンジャーズ2番川瀬選手がコーナーキックに右足で合わせてシュート。相手プレーヤーに当たったこぼれ球を7番笛田選手が押し込み、本日初得点を得ます。
これが決勝弾となり、1−0でザスパ草津チャレンジャーズが決勝進出を決めました。
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第2試合では三菱養和SC(東京都)が関大クラブ2010(関西)と激突。
前半は両チーム譲らない展開。合計7本のシュートが生まれますが、得点にはなりません。
前半アディショナルタイム直前三菱養和SCの選手に警告が出され、関大クラブが絶好の位置でフリーキックを得ますが、これは枠外へ。
この試合も前半を0−0で折り返しますが、後半開始後すぐに試合が動きます。
後半1分、関大クラブ2010の55番金久選手が7番川口選手のクロスに頭で合わせて先制。
しかしその直後の後半3分、三菱養和SCの8番岡元選手が38番鹿島選手のパスを処理して右足でシュート。同点とします。
後半14分、関大クラブ2010の9番平井選手・13番小椋選手のワンツーパスからのボールを途中出場の10番保手濱選手が右足で流し込み、勝ち越しに成功します。
三菱養和SCもその後何度も関大クラブゴールに迫りますが及ばず、2−1で関大クラブ2010が勝利しました。
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各試合後、3位表彰式を行い、3日間闘い抜いた南葛SCと三菱養和SCの健闘をたたえました。
南葛SC(開催地/東京都代表)
緑川 貴則 監督コメント
チーム初の全国の舞台、全員で精一杯闘いました。運営の皆様方、ありがとうございました。
三菱養和SC(開催地/東京都代表)
なお、決勝戦「ザスパ草津チャレンジャーズ対関大クラブ2010」は
11月4日(火)11:00キックオフ、会場は駒沢オリンピック公園陸上競技場となっております。
ぜひ会場へ足をお運びください。
ザスパ草津チャレンジャーズ
木村直樹 監督コメント
明日の試合では、今持てる力をフルに出して、応てくれる人たちと共に喜びたいと思います!
笛田瑞希 選手コメント
今日の試合は、みんなの力で勝ててよかったです。 明日も自分の役割を果たして、チームのために全力で戦います!
関大クラブ2010
勝井 航治 監督コメント
指導者がいなくても自分たちだけで結果を出せる事を証明します。試合に勝つために、より考え、より行動し、勝利を掴むために全力で取り組みますので、応援よろしくお願いします。
鳥本綱大 選手コメント
週に2日しかトレーニングできない中で、ついにここまで来れました。
あと一つ、全員で日本一に向けてチャレンジします。