2016年11月25日(金)から27日(日)にかけて、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムにて「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016」決勝ラウンドの6試合を行いました。
大会3日目の27日(日)は、第一試合で「ヴィアティン三重(全社枠3/三重県)」と「鈴鹿アンリミテッドFC(全社枠2/三重県)」の三重県ダービーとなる対戦が実現しました。
両チームとも、前日までの結果が一勝一敗と勝ち点で並んでおり、この試合の勝利チームが大会2位以内確定となるという条件とあり、緊張した雰囲気の中で、試合は10:45にキックオフ。
試合は開始10分で動きます。 ヴィアティン三重のGKのペナルティーエリア内でのプレーがファウルと判定され、鈴鹿アンリミテッドFCがPKを獲得します。10番の北野純也選手がキーパーの手の先をすり抜けるコースでボールを左隅に流し込み、先制します。
今年6回目の対戦カードとあって、お互いの気持ちがぶつかる激しい展開がつづきますが、前半35分にヴィアティン三重の6番 坂井将吾選手が13番藤牧祥吾選手に浮き球のパスを送ると、自分で相手DFの間を縫ってコースをつくり、左足でシュート。これが同点弾となり、試合は振り出しに戻ります。前半終了直前の43分にはヴィアティン三重がコーナーキックを獲得。8番石川貴啓選手がボールを上げると、ゴールポスト近くで落ちてくるボールを狙っていた3番キャプテンの加藤秀典選手がヘディングシュート。チームの上昇気流を作る逆転ゴールが生まれます。
前半は2-1とヴィアティン三重がリードして折り返し、後半に入ると、鈴鹿アンリミテッドFCがゴール前に迫るシーンが増えます。
しかし、ヴィアティン三重は、61分コーナーキックのチャンスから、3番加藤選手がまたもヘディングで得点。さらに2分後の63分にも13番藤牧選手が追加点を上げ、4-1と一気に突き放します。
終盤にかけて鈴鹿アンリミテッドFCも反撃を重ねますが、得点につなげることができず、試合は4-1でヴィアティン三重が勝利しました。
また、第二試合では「三菱水島FC(全社枠3/岡山県)」と「FC今治(四国/愛媛県)」が対戦し、3-0でFC今治が勝利を収めました。
*注:全社および全社枠…全国社会人サッカー選手権大会上位チームによる出場枠。詳細は大会要項を参照。
順位
優勝
FC今治(四国/愛媛県)
準優勝
ヴィアティン三重(全社枠3/三重県)
第3位
鈴鹿アンリミテッドFC(全社枠2/三重県)
決勝ラウンド(千葉会場)
チーム名 | 三重 | 水島 | 今治 | 鈴鹿 | 勝 点 |
得点 | 失点 | 差 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヴィアティン三重 | 2○1 | 0●3 | 4○1 | 6 | 6 | 5 | 1 | 2 | |
三菱水島FC | 1●2 | 0●3 | 0●3 | 0 | 1 | 8 | -7 | 4 | |
FC今治 | 3○0 | 3○0 | 2○1 | 6 | 8 | 1 | 7 | 1 | |
鈴鹿アンリミテッドFC | 1●4 | 3○0 | 1●2 | 3 | 5 | 6 | -1 | 3 |
○…90勝/△…PK勝/▲…PK負/●…90負
NO. | 日付 | キックオフ | チーム(H) | スコア | チーム(A) |
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【19】 | 11/25(金) | 10:45 | ヴィアティン三重 | 2-1 | 三菱水島FC |
【20】 | 11/25(金) | 13:30 | FC今治 | 2-1 | 鈴鹿アンリミテッドFC |
【21】 | 11/26(土) | 10:45 | ヴィアティン三重 | 0-3 | FC今治 |
【22】 | 11/26(土) | 13:30 | 三菱水島FC | 0-3 | 鈴鹿アンリミテッドFC |
【23】 | 11/27(日) | 10:45 | ヴィアティン三重 | 4-1 | 鈴鹿アンリミテッドFC |
【24】 | 11/27(日) | 13:30 | 三菱水島FC | 0-3 | FC今治 |